先日台風16号が来たと思ったら、今度は17号が発生して日本に向かって進んでいます。
秋は台風シーズンですからしょうがないですが、大きな被害にならないといいです。
さて、この台風が16号と比べてその大きさはどうなのでしょうか?
結論から言うと強力な台風です。
理由は、
その発生場所にあります。
サイパンなどのマリアナ諸島で今回の17号は発生しています。
この辺りは海水が30度くらいととても温かく台風が多く発生する場所なんですね。
16号はフィリピンとか中国などの陸地を通ってきたので、その影響で台風の形も変わり、強さも弱まって日本へ到着しました。
しかし、この17号は、日本まで到達するまでに陸地などの障害となるものが全くない状況。
そして、海上で大量の水蒸気を得て、強く成長してくる可能性が大きいのです。
過去にマリアン諸島沖で発生した台風で日本に甚大な災害をもたらしたものは結構あります。
その中でも代表的なものは、伊勢湾台風。
この台風は昭和34年の9月26日から27日に日本へ甚大な災害をもたらしました。
どの程度の災害かというと、
死者4697名
行方不明者401名
負傷者38,921名
床上浸水157,858棟
半壊113,052棟
上記の数字が消防白書に記載されていますが、それはそれは甚大な被害をもたらしました。
今回の台風17号は、これほどまでにはならないと思いますが、十分気をつけたいですね。
台風への備えとしては色々ありますが、最低限以下のことは注意したいですね。
ご参考に。
(屋根)
ひび割れ、はがれがないかを確認しておきましょう。
(ベランダ)
植木鉢、物干しざおを飛んでしまうので屋内へ避難を。
(窓ガラス)
ひび割れがないは確認を。
(屋内)
停電への備えを。懐中電灯などの明かりを。
今回の台風17号情報はこちら
台風17号が接近中。16号より強力なのか?
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